退職金制度の一部
企業型確定拠出年金(DC)は退職金制度の一部
です。私の勤める会社でも、2008年に導入さ
れました。
導入当時は、自己責任で資産運用しなければなら
ないという画一的な教育から、資産配分を決定し
なければならず、教育を担当していた証券会社が
配布した冊子を片手に、守りの配分にしたという
記憶があります。
しかし、資産運用を勉強した今では、開始当時か
ら現在まで運用期間が充分あったにもかかわらず
守りの配分にしたことを後悔してます。
また、自分の経験から思う事ですが、投資が怖く
て、元本確保型で運用している人も一定数いると
思います。
会社が掛金を拠出してくれていて、自己責任前提
ですが、自分の運用次第で将来の退職金が増減す
ることを理解し、資産運用が苦手でも自分の為に
少しでも勉強して老後資金に充てられるように頑
張っていきましょう。
資産運用できているか確認
現在、自分の運用が元本確保型になっていないか
どうか確認してみましょう。
何故、元本確保型が資産運用になっていないのか
というと、リスクが無いということが決定的な欠
点だからです。
ただの貯蓄口座となってしまっているかもしれな
いということです。
資産運用でのリスクとは振れ幅の事であり、損失
だけを意味する言葉ではありません。投資した額
より、増減することがあるということをリスクが
あると表現されています。
「1円でも損したくない」からと、元本確保型に
している人は今のインフレを考えると、将来的に
は円の価値が下がってしまい、結果的に資産額が
目減りしてしまったということになります。
しかし、人によっては自分で運用しているにも関
わらず、DCの商品変更の仕方を理解できていな
い人も多いと思います。
まずは、自分のDC口座にネットでアクセスして
運用状況を確認してみましょう。口座番号やパス
ワードが必要になるので、手元に資料を準備して
自分の毎月の購入配分がどうなっているのか確認
することが主体的に運用する第一歩です。
また、購入している商品が元本確保型でなかった
としても、国債ファンドを多く購入していたりと
バランスが悪く、運用結果が思わしくない方にと
っては、見直しする良いタイミングだと思います。
企業型確定拠出年金については各企業によって、
選択できる商品が違います。
限られた商品ラインナップの中から、運用商品を
決めるのは難しいと思いますが、最終的には信託
報酬が安いインデックス株式が長期運用では運用
結果が良いという結果となっています。
そして、確定拠出年金の受取りは60歳~75歳
までにすればいいという、15年間の時間的余裕
があります。最遅75歳までに受取を確定すれば
いいという時間的余裕を有効に使って、多少の下
落は焦らずそのままにして、資産を育てるように
余裕を持って運用しましょう。
運用商品の内容の確認
企業型確定拠出年金の運用商品は、各企業によ
って違います。
私も、資産運用の勉強をするまでは指定されて
いる運用商品が各企業によって違っているとい
うことを知りませんでした。
また、インフレの時代に突入し金利上昇による
国債ファンドの基準価格の下落等、守りの運用
にした結果、手元の運用結果が思うように上が
らないと悩んでしまっている方も多いかもしれ
ません。
しかし、どんな商品がラインナップとしてある
のか?最初に設定して以降、本格的な見直しを
しなかった人にとっては株式・国債・リート・
バランスファンド等、何を選べばいいのか決め
られず頭を悩ます方も多いのではないでしょう
か?
また、どうすれば運用商品の内容確認ができる
のか?タイミングは今でいいのか?等色々疑問
も出てくると思います。
企業型の確定拠出年金であれば、相談窓口や担
当部署もあると思うので、聞いてもわからない
からとスルーするのではなく、主体的に運用し
ていくようにしましょう。
今更遅いと思う年齢になってしまっている方で
も、確定拠出年金は60歳から引き出しができ
る制度ですが、最遅75歳まで運用ができると
いうメリットもあります。
資産運用の歴史ではインデックスの投資信託を
15年以上運用したら、どんな運用期間であっ
たとしてもプラスの結果が出ているという実績
もあります。
60歳になってすぐ大金が必要でない人は75
歳まで運用(放置)するつもりでスイッチング
してみてはいかがでしょうか?
まとめ
企業型確定拠出年金あるあるですが、資産運用
に興味がある・ないに関わらず、自己責任で資
産運用をしなければなりません。
私も最初は資産運用は難しくリスクが高いと思
い込んでいましたが、勉強するうちに仕組みが
理解でき、国債ファンド多めだった配分から、
株式へのスイッチングを実施して世の中の流れ
に乗れたと思っています。
資産運用の勉強は投資詐欺に合わないようにす
るためにも、必要だと思っています。
資産運用は投機(ギャンブル)ではなく投資で
す。短期で儲かることは絶対にありません。
他人に自分の大事な資産を預けるのではなく、
自分で勉強して長期で資産を育てる感覚で続け
ていきましょう。
