余裕資金で運用する事
最近のニュースで「NISA貧乏」という言葉をよく
耳にするようになりました。
「NISA」とはつみたて投資枠(120万円/年)
と成長投資枠(240万円/年)合計360万円、
最短5年間でMAX1800万円までの運用益が非課
税になる制度です。
もし、「NISA」枠以外の特定口座で運用した場合、
その運用益には約20%が課税されることになります。
投資初心者で資産運用を始めるのであれば「NISA」
口座を開設して運用したほうが、運用益が非課税にな
る分、お得ということになります。
そして、投資の基本は、寝かしたままにしているお金
(定期預金等の余裕資金)や、毎月の生活費には影響
のない範囲で、少しでも貯金感覚で積立てられるお金
を長期で運用(15年以上)することです。
私は旧NISAから金融機関で開始しました。財形貯
蓄でまとまった資金があり、資産運用に興味があった
ので当時の「NISA」の説明を聞いて始めました。
しかし、当初は商品内容をあまり理解せずに、投資信
託の説明資料を見て、漠然と商品を選びました。
勿論、長期運用だと思って開始したので、途中コロナ
ショックの暴落も経験はしましたが、全体的には財形
貯蓄で積立てる以上に増えて運用を終了することがで
きました。
ある程度社会人を経験しており、定期預金等の余裕資
金を投資に回すことができる人は問題ないのですが、
預貯金が無い人が始めるのは、急にお金が必要になっ
た場合に、折角開始した長期運用前提の「NISA」
を取り崩す事が必要になります。
投資を始めるのであれば、せめて3か月くらいの生活
費を貯蓄してから始めることをオススメします。
つみたて投資枠から開始してみましょう
手元にまとまった資金があっても、まずはつみたて投
資枠から開始して「ドルコスト平均法」で投資信託を
購入していきましょう。
「ドルコスト平均法」とは毎月同じ金額で投資信託を
購入していく手法で、高い時には少なく、安い時には
多く投資信託を購入して積立てていくことができます。
そして、開始時期はできるだけ早くということになる
ので、いつ始めるのかを迷うことはなくなります。
また、「NISA」口座を開設して最初の購入手続きを
設定すれば、自動的に運用が継続することになります。
投資信託にはインデックスファンドとアクティブファ
ンドがあります。初心者には、つみたて投資枠のイン
デックスファンドで信託報酬の低い物を選ぶことをオ
ススメします。
理由は、「つみたて投資枠」で購入できる投資信託は、
投資初心者でもリスクが低くなっている商品で金融庁
の審査を通ったラインナップになっているからです。
成長投資枠の使い方
「新NISA」を開始した時に、金融機関の方の説明
を受けましたが、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」
の設定があるとだけ聞いていました。自分の勝手な思
い込みで「成長投資枠」に設定する商品は、成長投資
枠の商品しか選択できないと思っていました。
しかし、色々とYouTubeで資産運用の勉強をしている
と、「成長投資枠」には「つみたて投資枠」の商品も
設定できることを知りました。
そして、投資初心者の方にオススメするのは、「成長
投資枠」にも「つみたて投資枠」の商品を選択して
「ドルコスト平均法」を利用した商品購入です。
勿論インデックスファンドで信託報酬が低い商品の
選択は大前提です。
何故、金融機関や証券会社の説明で「つみたて投資
枠」の商品を「成長投資枠」で購入できますという
説明が無いのか?
私の勝手な予想ですが「成長投資枠」の商品ライン
ナップはアクティブファンドが多く、信託報酬も高
めな物が多い傾向で、裏を返すと金融機関や証券会
社の収入源になる商品だからだと思います。
まとめ
「NISA」口座の開設数は年々増加しているよう
です。
しかし、口座は開設したものの投資信託の商品選択
と市場の高値の推移に躊躇して、商品購入まで行き
着いていない口座も多いそうです。
投資信託は長期運用前提です。10年後を想定しな
がらまずは「つみたて投資枠」の購入から開始して
みてはいかがでしょうか?
