現金から電子マネーへ
私が子供時代には考えられなかった、お金の形が変化
してきています。
今は、貯金箱に硬貨を貯金しても銀行窓口へ入金しよ
うと持っていくと、硬貨の数によって手数料がかかる
時代と変わっています。
自分が子供時代には、親から現金を預かって、夕食等
の買い物に行き、八百屋さんや肉屋さん等のお店の人
とコミュニケーションをとりながら、お買い物をして
いました。これが、当時の「金融教育」だったように
思います。
また、駄菓子屋へおやつを買いに行って、お小遣いの
範囲内でお店の人とコミュニケーションをとりながら
駄菓子を買っていた行為も大切な「金融教育」でした。
現在の電子マネーの世の中では、対面でコミュニケー
ションをとりながら、子供がお使いができる環境は少
なくなってきているように思います。
そして、自分の子供時代はデフレで貯金をしておけば
良かった時代から、今やインフレの世の中に変化して
きました。
今までのような貯金だけの対策では、お金の価値が目
減りするようになってきました。必然的に、お金に対
する考え方を変えていかなければ、物価上昇にはつい
ていけなくなってきています。
しかし、日本人の多くは具体的な金融教育を受けてお
らず、デフレ時代を過ごした親から、「貯金しなさい」
の一辺倒で育った弊害から、抜け出せなくなっている
人も多いと思います。
最初の金融教育
投資と言われるような形で身近だったのは、会社で導
入された「確定拠出年金」に強制加入となった事でし
た。
その時は社員全員が金融教育を受講しなければならず、
興味はなかったのですが、会社が主導してセミナーの
機会を与えてくれました。その時の投資の格言として
覚えているのは「一つの籠に卵を盛らない」という言
葉で、「分散投資が大切」ということと、「投資は自己
責任」ということでした。
そして、「自己責任」で確定拠出年金(DC)の資産配
分を、定められた期間内に配分指示しなければならず、
当時の私の年齢が40歳前だったのですが、約8割を
債権に配分するような、守りの配分設定をしていまし
た。今思えば当時の投資に関する知識の無さと株式運
用に対する恐怖があったのだと思います。
しかし、その直後に「リーマンショック」があり、私
の周りでは株式へ多く配分していた人達が運用結果が
マイナスになっていると大騒ぎになったことがありま
した。当時は、何故自分がプラス結果なのか?周りは
何故マイナスになっているのか?と金融知識が無い状
況が逆に幸いして、「債権に多く配分」していたから助
かったのだということには全く気付かずにいました。
当時を振り返ると、もう少し会社側からでも投資信託
に対するフォローがあっても良かったのではないか?
と思います。「自己責任」とはいえ、投資信託をあまり
理解せずに、外国株式に100%配分していて運用開
始直後で「リーマンショック」に合ってしまった人達
の多くは少しパニックになっていたように思うからで
す。
長期運用前提で、ドルコスト平均法で運用しているの
で、今は投資信託を多く購入できている状況ですよと
か、色々なアクションがあれば驚いて損切りする人を
救えたかも知れません。
また、知識がついた今思うのは、当時のような状況に
なった場合、残りの運用期間が20年もあるので信託
報酬が低めでインデックス運用の外国株式の投資信託
に債権からスイッチングして「ドルコスト平均法」で
購入するように設定すれば良かったと思います。
貯蓄から投資へ
私も数年前までは、自分の働いたお金は「貯金」だけ
して老後対策しているつもりでした。
現在の職場に異動するまでは、「投資」は怖いものと漠
然と思っていました。
投資に興味を持ったのは、夫が定年退職をして退職金を
定期預金にしていたところ、金融機関から「NISA」
を勧められて開始した時からです。
最初は半信半疑で金融機関の担当者から話を聞き、そ
の金融機関で購入できる投資信託を選んで「NISA」
枠を一気に購入するといった開始でした。
2018年から「NISA」を開始して年間120万円
までの枠を5年間運用できるものでした。開始直後に
運用報告が届き、マイナス数万円になっていたことがあ
りましたが、長期運用前提で開始したのであまり気にし
ないようにしようと思ってました。
2019年以降の購入方法としては、今となっては絶対
しない、金融機関の担当者から勧められるファンドを
購入していました。たまたま医療関係のファンドだった
為、運よくというか「コロナショック」では上昇してく
れたアクティブファンドでした。
しかし、2020年に「コロナショック」が来て自分で
選択していたアクティブファンドが数十万円のマイナス
となりました。2021年以降数本の投資信託を運用
していましたが、「コロナショック」でマイナスとなった
アクティブファンドの1つだけは上昇傾向が見られず、
プラス収支だったファンドと合わせて利確と損切りを同
時にしてプラス収支で終了させたファンドもあります。
「NISA」を運用していて、運用の凄さを目の当たり
にしたのが、「NYダウ」のインデックスファンドで、
購入時に下落していた「NYダウ」を上昇すると信じて
購入し、5年間運用した結果は購入した額以上の成果と
なり、株式運用に目覚めたキッカケとなりました。
最終的には「NISA」では開始した期間が良かったの
かも知れませんが、大幅なプラス収支となり「貯蓄」だ
けをしていた期間がもったいなかったと改めて思うよう
になりました。
今の金融教育はYouTube
私は投資に興味を抱き、金融に関する知識を身につけよ
うと会社の通勤時間と昼休みに、証券会社がお笑い芸人
を生徒と見立てた、YouTubeを観るようになりました。
資産運用のYouTubeを観ていると、そこに個人のお勧め
動画が入ってくることがあります。そこで注意したいの
が、自分の知識がついて「投資は自己責任」であるとい
うことが理解できるようになるまでは、基本的には個人
で発信しているYouTubeは観ないようにしたほうがいい
ということです。
証券会社が発信しているものは、基本的なことで嘘はな
いので勉強になりますが、信託報酬等で利害が発生する
ことに関しては触れていません。
個人で発信しているYouTubeを観る場合は、何の利害関
係も発生しないかつ正しい発信をしているYouTubeを探
す力が必要になってきます。
私が声を大にして言えるのは「必ず儲かります」や「儲
け方教えます」は絶対に観ないほうがいいYouTubeです。
本当に投資は「自己責任」なので、そのことを肝に銘じ
て金融知識を自分なりに学んでいくことをお勧めします。
まとめ
兎に角、お金に関しての儲け話は「詐欺」が多いと思い
ます。金融知識をつけることによって、防御力もつくと
思うので、証券会社のYouTubeを観ることから始めてみ
てはいかがでしょうか?
